妊婦水泳の効果
 妊婦水泳は生活習慣の改善と体力向上を促し、妊娠中の便秘や肥満を解消し体調を整えるとともに、出産時には分娩時間を短縮すなど、予防医学的な役割と安産効果に大変優れています。
その他にも、静脈瘤・浮腫・腰痛症・便秘などの不快な症状の改善にも
驚くべき効果(治療)を発揮します。
 興味深い事は、この20年間、妊婦水泳グループ(3500人)に
重症妊娠中毒症・ 常位胎盤早期剥離(早剥)が
1例も発症しなかった事です
その理由は、生活習慣の改善は勿論、利尿作用、末梢血管拡張作用などの生理学的効果が、妊娠中毒症の原因となる肥満・浮腫・血圧上昇などの危険因子を防ぐことによって体調を整え、子宮内環境(子宮/胎盤)を、より正常化したためと考えられます。
1989年〜1994年、当院で出産した妊婦水泳群の帝王切開率は3,7%(18/491名)で全国平均の約1/3〜1/4と低く、この帝切率の低さからも、妊婦水泳の安産効果がうかがえます。